上から見下ろす渋谷の街は
さっきまでライブハウスにいた証拠
今日ここで何を感じて
どんな歌詞を書くのだろう
時間も日付も覚えていない
あの頃からずっと拭えぬわだかまりが
癌が 鬱が 傷が
触れずともたしかにここにある
卒業したってLINE
幸せそうなツーショットと
自信のあるメッセージ
素直に喜べる私と 羨ましく思う私
都会の光が薄れないように
都会の星は消されてしまった
生きるのに必死な大人が
生きることより大事な何かを消した
上から見下ろす渋谷の街は
さっきまでライブハウスにいた証拠
今日ここで感じた「全て」は身にならないよ
流した涙が本物でも
明日には全て忘れて生きていくんだろうな
だからこそ、今精一杯の涙を流していたい
下北駅前高架下
淡く咲く花 私はまだ
こんな存在に気付けると
自信を持って進める心の在処
都会の光は未だ健在だ
染まりたくないと思った瞬間に染まった様
生きるのに必死な私が
生きることより大事な何かを
閉じ込めた手のひらから
落ちる雫に写ったのも渋谷の街だ
上から見下ろす渋谷の街は
私をちっぽけなただ1人にするのよ
だからこそ 自分を強く持って
生きねばならぬのだ
ふと思い出して消したくなる日も
自分らしく居れなかったあの日々も
いつか全部愛せたらなぁ
まるごと全部愛せたらなぁ
capo1
Aadd9 Bsus4 C#m7 E