ゆぶちゃんノート

yubne.38°cの歌詞ノートです

ピアス

背筋を伸ばした

背伸びではないと思っていた

歩幅を揃えた

置いてかれても 悪いのは私

 


人目を気にして

いつも何かと杞憂している

時間が経てば 解決することばかり

悩んでいる

 


怯えている 嫌われたくなくて

分かる分かると言っている

自分が傷つくのが怖いからね

作っている

 


「ピアスは小さい方が良い

髪は長くて 色は白くて」

誰かの理想に近づくために

自分を殺す日々です

 


どんな人を好きになればいい

夕ご飯も選べなくなった

そもそも自分なんて有ったのか

不安になる毎日です

 

 

 

変わってなかった

昨日の私と今日の私

もっと言えば3年前も

同じように生きていた

 


遅れている 周りと比べて

自分の対価に焦っている

認められない 何においても

私は劣っている

 


決まった時間に目が覚めて

同じ仕事を繰り返して

そうして空くべきではない所に

いつの日か穴が空いた

 


帰り道 ふと、目に付いた

大きなピアスに惹かれていた

気付いた時には仲間になって

共に歩いていた

 


いつもの道が 明るく見えた

イレギュラーを剣にした私は

昨日より貴方よりはるかに強い

 


傷つくことを恐れながら

いつの間にか傷ついていたの

自分で自分に傷をつけなきゃ

付けられないアクセサリーの

 


中でも大きなものを

隠すためじゃなく 着飾るために

気付けば カサブタが出来ていたの

まだ完璧じゃないけど

 


ピアスは大きい方が好き

髪を切って明るく染めた

いままで放っていた心の穴を

撫でてあげれたらいいな