ゆぶちゃんノート

yubne.38°cの歌詞ノートです

ピアノ

 

A C#dim F# F E A
6歳で始めたピアノは
Bm F# D E (A)
上手くならなくて直ぐにやめた
憧れの人になりたくて
始まった夢は直ぐに消えた
D E A 6カポ D A Bm E A
その鍵盤のように順々に上にいけると思ってた

A→ D E Bm7 E A
最初は白しか弾けないが
成長するうち黒を知った
苦いも蜜だと知るうちに
いつしか黒に依存していた

A E D A
ピアノを聴くと涙が出た
ピアノを弾いても涙は出ない
Bm F# D E
間違えてしまわないように
気を取られて心が消える

A E F# 6'
憧れはいつもときめきを奪う
Bm7 F# D E
夢は無知と共にある

A→

D A E A
苦労を知っても息ができるものは
あんまりないけど
D E A 6
自分の色を見つけたんだ
D A Bm7 E
そしたら黒も少しづつ愛せたよ

A E D A
ピアノを聴くと涙が出た
ピアノを弾いても涙は出ない
Bm F# D E
間違えてしまわないように
気を取られて心が消える

A E F# 6'
そんなこともあったねと
Bm7 F# D E A
笑いながらここで歌ってる
ただいま、音楽よ

 

ごめんねをやめた日

 

G C E D E A C D
さよなら漬けの日々
季節ごとに人は移(うつ)りゆく
G C E 4 C D' C D G
去年の今頃は誰といたかな
なんてもう嫌だな

 

C D G
あなたの目を見て話したい
あなたの目を見て歌いたい
C D D' E C D G
あなたの手を取り
簡単に幸せにはならないから

 

C G Am D7 G
足りなくてごめんね ごめんね
傍に居たいのに
B7 E A C D G
至らなくてごめんね ごめんね
大好きなのさ


G C E D E A C D
さよなら私の平凡
出会ってから確かに変わりゆく

 

C D E A C D E B7 C D D' E C D G
否定を否定しないこと
嘘をついたと 嘘偽り無く言えること
名前の無いものに無理に名前を付けないこと

 

C G Am D7 G
知らなくてごめんね ごめんね
認めてくれるのに
B7 E A C D G
自信なくてごめんね ごめんね
ばかりでごめんね

 

C D' E G C D B7 E
気持ちを勝手に決めつけて
どうせいつかと期待を捨てたのは
私だったな 私だったな


C D' E G C D G
私もあなたも大切にして
初めて生まれるすっぴんがあるって
気づいたよ

 

→→→ Am D7 G
謝る自分を否定するように
あなたを否定していたの
C G Am D7 G
ごめんねをやめた日 今でも覚えている

 

C G Am D7 G B7 E A C D G
足りなくてごめんね なんて
もう言わないの 私 ごめんね
はありがとうになるって
知ったからね

 

C G Am D7 G B7
足らずともありがとう ありがとう
一緒にいてくれて
E A C D G
ありがとう 嬉しいの 大好きなのさ

 

C G Am D7 G B7 E A C D G
ごめんねをやめた日

青い太陽

 

朝に目を閉じる
夕に目が覚める
赤い太陽が
こちらを睨んでいる気がする

 

満ちた歌ほどね
僕には溶けないの
明るい歌詞ほどね
苦しめるの知ってる?
そこのシンガー

 

抜かりないな
味気ない毎日捨てたいんだ
「でもな」ばかりだ

 

護りたいものを信じてる
青い太陽が照っている
ありがとうと伝えられるうちに
ありがとうと伝えようとした
君はまだ歌えるか


拾ったサイコロで
書いたこんな歌詞も
誰かを救う歌になる
ってそんなわけないから命削る

 

でも
あなたのその弱気な歌が
震えた声のメロディーが
僕を救うの知っているよ
太陽も青くていいんだっけ

 

売れるために書いた音楽は
僕の中じゃ音楽じゃないな
負けてもいいけど死にたくない、って
そんな僕でいいかな


護りたいものを信じてる
青い太陽が照っている
ありがとうと伝えられるうちに
ありがとうと伝えようとした
意味は無い遠吠えだ

 

それでも歌えるか

爪先

 

爪先こっち向いて
その爪先こっち向いて
向いてくんなくなっちゃったのは
いつからだっけな

 

朝になったら 治る機嫌も
朝が来ないまま しばらく経ったな

 

流し込んだ角ハイボール
何も届かない宅配ボックス
何も残らない生活と
関係にグッバイ

 

会いたいを募らせてみても
会えないまま 拭えないから
帰れないの あの頃のふたりは
変えれないの?ずっとそうなの?

 

爪先そっぽ向いた
その爪先そっぽ向いた
いくら変えるよ変わるよと言っても
届かないみたい

 

とっくに尽かされちゃった愛想
そろそろ何か起こさないと
焦って始めたところで
何も変わらない毎日だった、泣きそう

 

2人を繋げたはずのはしご
余裕の差に負けてしまいそう
いくら劣ってもそっとしてほっといて
やってかないとな

 

会いたいを募らせてみても
会えないまま 拭えないから
帰れないの あの頃のふたりは
変えれないの?

 

会いたいの
会いたいの ずっとそうなの
会いたいの
ただ会いたいの それだけなの

スポットライト

 

遠くに行かないで なんて
言ってるうちは行き止まり
勝手に進んでる
あのバンドも あの子も

ホームページに書かれた肩書きが
あらすじが 増える度 締め付ける

スポットライトが当たらない人生を
いつか愛せますように
って建前で影を愛してるんだ
スポットライトが当たらない人生を
どうか愛せますように
わたしの為に愛せますように

よくあるお話 大抵の人が
何もせず終わるらしい
やることやってる
あのバンドもあの子も

スポットライトが当たらない人生を
いつか愛せますように
って建前で影を愛してるんだ
スポットライトが当たらない人生を
どうか愛せますように
わたしの為に愛せますように

欲のないあの子が簡単に
好かれているような気がする
そんな時言われた
届くところにいるから嫉妬するんだよ

スポットライトが当たらない人生も
誰かの影を作らないらしい
でもスポットライトが当たらない人生を
無償で愛せるほど
お人好しじゃなかったみたいだ


スポットライトが当たらない人生を
変えてゆくために 毎日を乗り越えてくんだ
スポットライトはぶつかりに行くんだ きっと
待ってばかりじゃあね
足りないってようやく気がついたんだ

ホームページに書かれた肩書きを
蹴り飛ばして 今日に変えてゆく

贔屓

貰える愛と欲しい愛
同じ人はどれほどいるだろうか
愛を買い被っていない人
期待していない人はどれだけだろう

 

猫を愛で 虫を嫌うように
右ばかり選んでしまうように
生まれながらに僕ら贔屓している
それが悪でないと信じている

 

あなたが笑えるなら全部捨てた
今までも飴も頑固も
全部が大切なんて無理だから
それだけでいい

 

エゴすら許してくれるなら
魍魎だって愛したい
あなたが涙拭ったティッシュ
酷く美味しいんだよ

 

特別な人だけ特別にしたい
その分大きな特別を渡そう
あなたが笑えるなら全部捨てる
それほどの覚悟を持っている

 

転んだら怒るのが支配で
転んだら心配するのが普通
転んでも笑って迎えてくれるのが 私なりの愛で
殴らず受け止めて欲しかった

 

あなたが笑えるなら全部捨てた
雨が笑えた日には
晴れが泣くさ こうやって僕ら生きている
それだけでいい

 

あなたが笑えるなら全部捨てた
泣けない夜があっても
腫れが引くさ
泣けないほど疲れてしまったなら

全部捨てて頼ってくださいね

ビー玉

汗を拭って 擦れた柔い肌
夏は竦(すく)んで
いい思い出が正直無いな

企む猫の目
細くて白い指
つけた首輪はまだ外せていないのかい

「もう時効」
言おうと思った日の晩に
あなたがいなくなったこと
私はまだ引き摺ってるようだ

確かにあの日あの時
ラムネに入ったビー玉を
外したのは 私だったな

微かに香る夏の雲と思い出を叫んだら
残るのはただ 青の透明か

なんでかって聞かれた 午前の夜
午後の昼下がり 答えは出ない

前もって作った秘伝の書
お陀仏になる

何かに勝る為に無理やり作った偽善では
救えないことなどは分かっていたけれど

パッとして消えちゃうような
香りが漂うその前で
出来ることは何もしないことだったんだ


確かにあの日あの時
ラムネに入ったビー玉を
外したのは 私だったな

後悔残る夏の短すぎる様なお話は
不可逆の様 風の前の塵におなじ

残るのはただ青の透明だ